越南事変

このブログにはフィクションも含まれます。サッカーに萌える無政府資本主義者で共産趣味者が何かを綴るブログ

アナルコキャピタリストの戯言:未成年者自身の合意による売春の合理性

「JKビジネス」「児童ポルノ

こう言った言葉が新聞やテレビ、インターネットニュースを踊らせるようになったのはここ数年の話だ。

しかし、その多くは否定的な文脈だ。元「子供」の1人であった私は、「子供を守る」という御題目の下に「過干渉」の三文字を感じずには居られないのである。

例えば、この文面の「子供」が「女性」だったりしたら、そう、日本のかつての変質したフェミニズムと通ずる所がある。いや、そのものだ。

おにぎり一つで体を売り…夜の街をさまよう少女たち

↑仁藤夢乃氏のコラム。一概に「非行少年、少女」と呼ばないで欲しいという箇所など共感や賛同できる部分はあるが、「私たちは『買われた』」展のネーミングなどセックスワーカー(成人、青少年問わず)への凝り固まったイメージが抜け切れていないことや、「性被害」の定義の曖昧さ(これはどちらかと言うと語彙の汎用性の高さの問題であろう。性被害の文脈で使用される「魂の殺人」も実はこういった面を孕んでいる)など賛同出来かねる部分や批判的な部分もある。

私が児童本人の意思による売買春を容認する理由は、次の3つである。

⒈社会的にも、結果的にも、児童の安全が守られる

これは成人のセックスワーク合法化の理屈でもある。非合法化されたままだと、売春業や売春業者は地下に地下に潜り、暴力団やマフィアなど反社会的勢力の資金源になり、売春の為の人身売買は盛んになり、性産業従事者は危険に晒される。

私が時度唱える「JKビジネス合法化論」はこれが一つの理由である。

こういった被害者なき犯罪の場合、危険に晒されるのは、非合法化されているからである。

少し経済的な話になるが、非合法化されると、どうしてもコストを回収しようと非合法な手段を取る傾向にある。

考えてみてほしい。

覚醒剤やコカインが、何故0.数グラムが何万円といった価格で取引されるか。

それは、払うコストが余りにも高すぎる為だ。もし覚醒剤大麻、コカインが合法化されてしまえば、価格も適正な価格に戻るという訳だ(本当は、違法薬物を合法化、非犯罪化することによって薬物中毒が増えかねないか、という虞は覚醒剤の非犯罪化と徹底した薬物中毒の治療プログラムによって乱用者が減ったポルトガルを見る限り、やる奴はやるし、やらない奴はやらないどころか、ポルトガルのように適正に対処してやれば(ポルトガルの場合は政府だが、民間でも可能である)むしろ減るのであるが)。

話を児童売買春に戻そう。私が合意の下での児童売春を容認する理由は、これが一つである。

2.美人局など犯罪を減らせる

https://www.bengo4.com/c_1009/n_6955/

↑弁護士ドットコムの記事だが、例えば女子高生が男性から金を脅し取るという手口はよくニュースでも耳にする。

事実、こう言った女子高生による美人局はあり、まるで一時期流行った集団で痴漢をでっち上げる手口の様でもある。

振り込め詐欺犯を見れば分かるように、悪(言うまでもないが、私の定義する『悪』は、権利侵害であり、児童売買春は強要による物を除き基本は権利を侵害しないと考える)は、姿を変えて人々を喰おうとする。

この美人局もその一つだ。

合法化してしまえば、こう言った手口は利用出来なくなる。

3.児童の自己決定権を尊重する

実はこの理由が一番大きい。

自己決定権は、「自分で選択肢を決められる」事と私は解釈している。

子供と言えども、大人なら享受するはずの権利が制限されてはいけない。

私は、そう考える。

考えてみてほしい。

子供が、「おれ、ネイマールみたいなサッカー選手になる!」と言えば応援したくなる。

子供が、「AV女優になる!」と言うと顰めっ面をする人がいる。

これは職業差別ではないのか?

事実、AV女優も、サッカー選手も、職業の一つである。

私が言っているのは、別に成人でなくとも、児童セックスワークは可能であるという事だ。

事実、先の理屈で言えば、サッカー選手も、ユースチームがあるではないか。

自己決定権に話を戻そう。

ここで、小林よしのりの『戦争論2』から引用する。読みやすい様に、句点を加えた。

小林:ところが、次に紹介するのはまだ13歳、中学1年生のMくん(東京都)の手紙である。

「この前、授業で元軍人の書いた文章が配られました。それを見てもう腹が立ったのなんのって、よしりんの『戦争論』のバッシングなんだよ。しかも言ってることめちゃくちゃだし」

「その人は

小林よしのりはオウムにねらわれてまるで特攻隊のような気分になって戦争を賛美している

②遺書には本当のことなんか書けない

③戦争を賛美するのはおろか者

などという事を述べています」

「(中略)だいたい、あの遺書読んでウソだと思うかな?私けっこう読書バカで今までかなり本読んだけど二十三であんな凄い文書けないって、しかもそれをウソでなんて絶対ムリムリ。人は本心を心から述べた時人の心をつかむの」

「たしかにウソしか書けない部隊とかもあっただろうけど、③にいたってはねえ…」

ゴーマンかましてよかですか

戦中派の人々の意見を聞くことは大切だ!でもその戦中派の人々を救おうとするよしりんに対しロクに『戦争論』読まずに抗議するおろか者はおまえだ~~~~っ!!」『戦争論2』小林よしのり著、ISBN4-344-00131-1、2001年。82-83頁より

何いきなり小林よしのりを、と思うかもしれないが、私が言いたい事は、例えばこの手紙のように中学1年生でもここまで達観した子供も居るのだから、一概に「児童のセックスワークはいけない、経験、知識が無い」とは必ずしも言えないのではないか?

これを書いた私も、小2の頃にWikipediaで性知識を知ったし。

おまけ.いい社会経験になる(個人差はありますが)

映画『千と千尋の神隠し』は、元は水商売の女性が仕事を経ていくうちに成長した、というエピソードが元になっているという。

児童のセックスワークは時としていい社会経験になると、私は考えている。

なんせ、今は小学生でもメルカリで不用品を売ったり、YouTuberになって広告収入を稼げたりする時代である。

あの元オランダ代表、ヨハン・クライフですら、「投資の失敗はいい経験になった」と言っているのだから、捉え方次第では良い経験となる。

https://omocoro.jp/kiji/118032/

↑オモコロの記事だが、この手の記事で椎名が批判する所は、「酷い目に遭った経験ばかりを取り上げる」からである。

物事は一元的だったり二元的だったりしない。援交を止めさせる為にはこう言った手法が効果的であると著者は思っているのかもしれない。それにしても何か違和感がある。若い人は知らないかもしれないが、一時期テレビでよく流れた「慰安婦のお婆さんが『酷い目に遭った』と号泣している」シーンとそっくりだからだ。

私は一部の似非保守やネトウヨのような「慰安婦は売春婦だ!」という主張をするつもりは無い。

それに慰安婦のお婆さんは悪徳ブローカーに騙されて酷い目に遭った可能性も充分考えられる。

なぜ、慰安婦のお婆さんと同じようなものをこのオモコロの記事に感じるか。

それは、「異論を唱える事を許さない風潮」である。

批判をする自由はある。只、批判や賛同、異論を許さないならもはやリバタリアニズムと相反する。もし異論を言ったなら「セカンドレイプ!」この例なら「児童を性的対象とするクソムシ!」と非難される。

もはや、中国共産党北朝鮮である。中共北朝鮮は物理的に殺してくるのもあるが、この場合は、「社会的に殺してくる」のである。

とにかく、私は一リバタリアンとして児童セックスワークを容認する。

その理由は、子供を「知識が足りない」と勝手に決め付けることは奴隷制に等しく、自由を奪っているからである。